各地のとりくみ

2015年8月31日

戦争法案廃案に

平和でこそ 兵庫・姫路医療生協

36_01 六月二一日、神戸三宮駅近くの東遊園地で、兵庫の弁護士会主催の戦争法案反対の大集会が開かれました。神戸はもちろん、県下各地から九〇〇〇人以上が集まる、近年にはない大集会となりました。当医療生協からも多くの人が参加し、「戦争のない平和でこそ、いい医療も介護もできるんだ」と訴えました。
 集会後はJR三宮駅までパレードをし、市民に大きくアピールできました。九〇〇〇人の長い列のパレードは壮観でした。戦争法案は廃案にしなければなりません。
(岸本守通信員)

戦争体験語る人も 北海道・道東勤医協友の会連合会

 地域で街頭宣伝をしながら軒並み訪問をして、戦争法案反対の署名を集めています。ドアを開けてくださるお宅は、ほとんどが署名に応じてくれて、なかには自分や親の戦争体験を語ってくださる方もいらっしゃいました。
 戦後生まれの人たちにとって、人生で初めてと言ってもいいほど緊迫した情勢です。国会論戦やマスコミ、学者・研究者、弁護士会の見解でも、戦争法案の違憲性が明らかになっています。六〇年安保に匹敵するようなうねりを起こし、なんとしても「戦争法案」を廃案に。
(亀井武通信員)

全職員で憲法学習 宮崎医療生協

 宮崎県民医連では県連教育委員会を中心に毎年、全職員を対象にした研修会を実施しています。今年は「憲法」をテーマに、一三回にわけて、県連教育委員会のメンバーと事務長を講師に開催します。
 まずは全日本民医連が作成した憲法学習DVDや県連平和社保委員会が作成した学習会用パワーポイントを使い、講師養成講座を開催。パワーポイントは平和社保委員から「巷でよく問われる『隣国が攻めてきたらどうするのか』『アメリカの押しつけ憲法ではないのか』との疑問に応えられる内容でないといけないのでは」との問題提起を受け、修正を重ねてきました。
 また、職員には事前に「憲法問題についてどう考えているか」のアンケートを実施しました。「憲法を守る義務があるのは?」との問いに四三%の職員が「国民」と回答。年代が若くなるにつれてその傾向が強かったようです。
 六月末までに二回の研修会を開催し、受講後には再度同じアンケートに答えてもらっています。研修を受けた後の意識の変化を確認し、大きな運動のうねりをつくっていきたいと思います。
(白石敏夫)

いつでも元気 2015.09 No.287

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