医療・看護

2015年10月6日

重度障害児の医療費 2市で無料化〈山梨〉

 山梨県が昨年、重度障害児の医療費窓口無料をやめた問題で、動きがありました。甲斐市と上野原市が単独で重度障害児の「窓口無料」の復活を決めました。
 甲斐市は来年一月から、現在の「小学六年生までの窓口無料」の対象に同年齢の重度障害児も含めます。医療費無料も中学三年生まで拡大。上野原市では中学三年生まで障害児も「窓口無料」の条例改正案を提案します。
 市町村は昨の県の制度改悪を機に一斉に「窓口無料」を廃止。「子どもの医療費窓口無料を求める会」(宇藤千枝子会長、石和共立病院医師)などの窓口無料復活を求める署名や自治体要請行動の中で、いくつかの自治体で議論されていました。
 また同会は八月に対県交渉し二市への財政支援を求めました。

(山梨県連・運動ニュースより)

(民医連新聞 第1605号 2015年10月5日)

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