看護学生が交流し、民医連の職員や医系学生とも親しみ、民医連への理解を深め、学び育ち合う「つどい」が、各地協で開かれました。実行委員会が様ざまに練り上げたプログラムに、学生たちは楽しみ、感動しました。
お問い合わせは、各県連まで
★北海道★
MS(Medical Student's)フェスタ2004in札幌〜ニセコ(8月7〜8日)
地域を訪問
「地域で生活するという視点を医療・介護に」で、太田眞智子さん(道勤医協・札幌在宅事業部)の講演を聞きました。企画は、在宅・デイサービス等の見学・訪問(写真)が中心で、グループワーク、運動会、交流と充実。
この企画は、看護奨学生と昨年東北6県エッグナースサークルに参加した学生を中心に実行委員会をつくり準備。「他職種をめざす学生とも交流したい」と学生が友人に声をかけ、目標の2倍、49人の看護師の卵と4人のPT・OTの卵たち、計53人の学生が参加。
「介護の現場で貴重な経験をした」「病院と在宅での違いを認識した」学生たちは、夕食時の「○×クイズ」、運動会でも大いに交流しました。
(釣本道子、北海道民医連)
★東北★
看護学生と仲間たちの集いin花巻(8月9〜10日)
体験して学ぶ
今回のテーマは、医療現場で働く様ざまな職種の声を聞き、看護観を深めること。温泉や交流も目的で、66人が参加しました。
「救急対応」「在宅での関わり方」「精神障害のある方とのコミュニケーション」の3講演と小グループでの討論、「救命処置」「コミニュケーション」「基礎的看護技術」の3コースに分かれた体験学習(写真)、白衣のファッションショー、ゲーム大会など多彩な企画でした。
講演は「実体験をもとにした話はすごく濃かった」「専門用語が多くてわかりにくかった」などと受け止められ、グループ討論でフォローしました。「精神科に対する暗い・怖いのイメージが変化した」「一人の人間として接する医療者の表情・態度が大切だ」など、どのグループの議論も深まりました。
学生実習で突き当たりがちな問題でのロールプレイでは、「20歳の統合失調の患者さんに、彼氏はいるの? などプライベートなことを聞かれたが、どうする?」などを出題。「なぜ彼は聞くのかな?」をヒントに解決策を探りました。
(黒子和彦、山形民医連)
★関東甲信越★
第14回ナース・エッグ・フェスティバルin山梨(8月8〜9日)
平和を討論
学生152人、職員59人が参加。テーマは「平和っていいな〜生命の大切さを知る〜」。写真家の佐藤好美さんが「イラクに生きる子どもたち」を講演。フランスの寓話『茶色の朝』の寸劇や、絵本『戦争のつくりかた』の朗読から、討論しました。
日本が「戦争ができる国」に近づいていることを学んだ学生たちは、「知ったことを周りに広げたい」「政治に関心を持たなきゃ」「ピースウオークに参加する」などの意見を交わしました。
屋外での夕食、県連ごとのレポート発表などで、うち解け、学びあいました。
(早水孝元、群馬民医連)
★近畿★
「Egg Nurse Step→B〜万歳看祭・彩・裁…再!〜」in三重(8月2〜3日)
スポーツで交流
学生83人、職員42人が参加。テーマは「心のつながり青天井〜壁をこえて」。開会式の後、ウオークラリーで大縄跳び(写真)やゼスチャーゲームなどで班の交流を深めました。
学習では「医療事故の公開・開示を求める市民の会」の勝村久司事務局長の講演がありました。その著書『ぼくの「星の王子さま」へ〜医療裁判10年の記録』の内容と、医療事故・カルテ開示について学びました。また看護学生へのメッセージもいただきました。参加者から「いま自分たちにできることを学び、考えたい」と感想が述べられました。
翌日はスポーツ企画と班交流を行い、班交流では参加者グッズのオリジナルうちわに班の写真を貼り、寄せ書きしました。また閉会式では、「世界に一つだけの花」の手話歌をみんなで行いました。
(徳永 桂、土庫病院)
★中四国★
第1回DANS in広島・大久野島(8月19日〜20日)
毒ガス島へ
「Love&Peace」がテーマ。学生35人、職員28人が参加しました。
大久野島は、旧日本軍がその存在すら隠し、毒ガスを製造していた島です。フィールドワークでは、毒ガス製造と関わりがあった施設を見学しました(写真)。
夜は、白衣のファッションショーや新聞パズル、国試クイズ、地協DANSテーマ曲「手のひらに太陽を」の手話歌で盛り上がりました。
分科会では、9県連から10演題の発表があり、なかでも岡山・ソワニエ看護専門学校の男子学生による「男子学生の今後の展望・マイノリティレポート」が人気を集めていました。
閉会式では、2日間で学んだことや平和への思いをまとめたピースアクション≠発表しあいました。「終わるのが寂しい。来年も参加したい!」という参加者の思いを大切にして、ぜひ第2回開催へと、つなげていきたいと思います。
(藤島鋭子、香川民医連)
★九州・沖縄★
第2回九・沖DANS“JEWL”in熊本・水俣(8月10〜11日)
水俣病を学ぶ
今回のテーマは昨年に引き続き『社会と看護』。水俣市で開催し、「水俣病と熊本民医連の関わり」「水俣病フィールド」を中心に企画しました(写真)。
歓迎セレモニーでは、雰囲気を和らげようと「世界に一つだけの花」「おてもやんサンバ」の曲に合わせて全員で踊りました。
全体会では水俣協立病院の山近峰子総師長が、水俣病患者家族の苦しみや民医連の果たした役割など、自らの体験をもとに講演。水俣病資料館を見学し、語り部の話を聞きました。
3県連から4つの指定報告があり、6グループで班討論を行い、感想や「私たちに何ができるか」を話し合いました。
(渡辺孝宏、熊本民医連)