女性にも増えている、水虫
 |
水虫ってどんな病気? 種類や症状は? |
 |
水虫は「白癬菌」というカビの一種が足の皮膚(角質層)に感染、寄生して生じる感染症です。近年とくに、指先や爪の裏側の皮膚に感染するケースが増えています。
検査の方法は簡単です。怪しげな皮膚病変のあるところの皮膚をちょこっとピンセットでとり、顕微鏡で見るだけです。カビ(白癬菌)がいれば水虫決定です…。
では、代表的な足の水虫にはどんな種類があるのでしょうか。「これぞ水虫!」というイメージに近いのが、足の指の間が赤くなって皮がむけたり、皮膚が白っぽくふやけたり、ただれてジュクジュクする「趾間型」、また、足の裏などに細かな水膨れができ、かくと透明な液が出てくる「小水疱型」です。白癬菌は高温多湿を好むので、湿度や気温が高くなる梅雨ごろから水虫が増え、かくとますますかゆくなり、症状が悪化します。
でも、実はかゆくない水虫もあるのです。カサカサして皮が厚く硬くなり、ボロボロと皮がむけたり、かかとがカチカチになってひび割れを起こす「角化型」、爪に入り込んで爪の色を白や黄褐色に変色させたり、爪切りで切れないほど厚く変形させてしまう「爪白癬」はあまりかゆくないのが特徴です。 |
 |
女性にも水虫が増えているって、ホント? |
 |
現在、日本人の5人に1人、約2000万人が水虫だといわれています。「水虫なんて中年男性の病気でしょ!」と思っていませんか。実は、最近…女性、とくに若い人に増えているようです。
働く女性が増え、男性同様に靴を履いている時間が長くなったうえ、ナイロンストッキングにパンプスと足が蒸れやすい状態になっているためです。また、水虫は夏に多いイメージがありますが、女性はブーツを履く冬に急増します。 |
 |
水虫薬、どれを選んだらいいの? |
 |
治療には主に塗り薬が使われ、塗り薬が効きにくい場合は内服薬が必要となります。
カサカサタイプにはスプレーや液剤、ジュクジュクタイプにはクリームや軟膏が効果的です。 |
 |
なかなか完治しません、注意点は? |
 |
角質層が新しいものに生まれ変わる周期は約28日間。そのため塗り薬は、最低1カ月は塗り続けないと菌を退治することはできません。見た目には症状がよくなったとしても最低1カ月は薬を塗り続けてください。
塗り薬は、まず塗る前に患部をよく洗い、タオルでよくふいて乾燥させてから、患部とそのまわりを広めに塗りましょう。
水虫は症状に合わせた治療をきちんとおこなえば、完治できる病気です。自分の水虫の症状にあった薬を正しく使いましょう。 |
|