ウコンはショウガ科の草の根で、古くから民間薬として使われてきました。その中の色素成分は、カレーの黄色い香辛料「ターメリック」として身近な食品です。大手食品メーカーがウコンドリンクを手がけるのもうなずけるところです。
ウコンドリンクはウコンの中でも肝臓を刺激し、消化液をたくさん出させる「クルクミン」という成分にビタミンB6、ビタミンEなどを加えています。ウコンは食品として広く利用されてきた歴史もあるため、健康な人がお酒を飲みすぎてしまったあと、通常量を飲むのはよいでしょう。アルコールの分解を早める効果が期待できます。
しかし、作用のしくみからみて、長期間の摂取や、肝臓・胆のうの病気、胃潰瘍、胃酸過多の人が飲むことは注意が必要です。
清涼飲料水として売られているので、注意書きなどもありません。あいまいな宣伝で販売し、使用をすすめるのはいかがなものかと思われます。「肝臓のため」というなら、医薬品として認められているグルクロン酸やタウリンの入ったドリンク剤でもよいでしょう。
ただし、お酒は適量で楽しむ。休肝日を設けるなどの選択肢もありますので、お忘れなく。 |