たしかにお母さんが服用した薬の一部は母乳に入り込むため、赤ちゃんに影響をあたえる可能性があります。ところが最近はいろいろな調査研究から、危険度の高い薬はほんの一部で、その他の薬はあまり影響しないことがわかってきました。
ほとんどの薬の添付文書には「投与する場合は授乳をさけさせること」と記載されています。このため、多くの医療機関で「薬を処方しますから、その間は授乳を控えてください」と指導されている場合が多いようです。
しかし、ほとんどの薬は母乳に伝わる量もわずかです。たとえば感染症によく用いられる抗生物質パセトシン(R)(成分名:アモキシシリン)の場合、赤ちゃんが母乳を介して摂取する量は、赤ちゃんが実際にパセトシンを処方され服用する量の1%以下と推測されるため、問題が発生しにくいと考えられています。
授乳中に安全に使用できる薬は「国立成育医療センター」のホームページに紹介されていますので、参考にしてください。 |