| ■副作用モニター情報(193) |
全日本民医連薬剤委員会
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消炎鎮痛剤の副作用
ロキソプロフェン(ロキソニン、ケンタン)による胃潰瘍や間質性肺炎、メロキシカム(モービック)による肝機能障害・黄疸、ロキソプロフェン(ロブ)とジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)座薬の併用による腎障害など、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)による、特に高齢者の副作用が多く報告されています。数回、数日間の服用で、出血を伴う潰瘍が生じた例もあり、あらためて注意が必要です。
慢性の関節痛やリウマチなどに対するNSAIDの連用では、COX―2選択薬として宣伝されているエトドラク(ハイペンなど)やメロキシカム(モービック)といった薬剤の使用が増加。ただしこれらの薬剤のCOX―2選択性は非常に低く、あくまでも従来のNSAIDと同様の副作用の発現を想定した管理が必要です。とくにオキシカム系の薬剤は、長時間型の副作用発現時に重篤化しやすく疼痛コントロール不良時に鎮痛消炎剤追加がしにくいなど、短時間型より問題が多いと指摘されています。
高齢者へのNSAIDの投与では、食直後の服用や粘膜保護剤の適宜併用など、胃腸障害を避ける対策が必要。またNSAIDは腎臓から排泄されるため、腎機能が低い患者には、半減期の短い薬剤の選択や減量などの措置が不可欠です。
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