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水俣病検診について


もしかしたら水俣病かも…。こんな方が対象です

 からす曲がり(こむら返り)がよく起こる、手足がジンジンしびれる、平らな所でもよく転倒する、熱さや痛さを感じない、よく耳鳴りがする、視野が狭くなってきた…。

 あなたが九州・不知火海の周辺地域出身で、このような症状があれば、もしかしたら水俣病かもしれません。

 水俣病というと、手足が曲がったり、言葉を話せなくなったりなど、衝撃的な症状をイメージしておられるのではないでしょうか。
 しかし、水俣病の症状はそれだけではありません。

 水俣病は、有害なメチル水銀を体内にとりこむことによって、体のさまざまな部分に障害を引き起こす病気です。
 病気は重症から軽症まであり、からす曲がりのような症状も、水俣病の症状であることがわかってきています。

 思い当たる節があれば、検診を受けることをおすすめします。

なぜ検診をするの?

 水俣病は、メチル水銀に汚染された水や魚介類を摂取することによって起こります。ですから、汚染された不知火海の沿岸一帯に被害が広がっていると私たちは考えています。

 しかし、現在水俣病と認定されている人は、その内のごく一部です。国が、地域や生まれた年によって水俣病かどうか機械的に線引きをし、また認定要件を厳しくし、少しでも被害者の数を少なく見せようとしてきたからです。

 そこで私たちはまだまだ被害者はたくさんいると、水俣病の検診にずっととりくみ続けています。
 2009年には水俣病の患者会が主催し、民医連も協力した現地での大規模な検診を実施。約1000人の受診者のうち、9割以上が水俣病、あるいは水俣病の疑いありと診断されています。また、関東、東海、近畿などですでに実施した検診でも、同様の結果が出ています。

 原因不明の症状に悩まされている方は、ぜひ検診を受けてみてください。

どんな検診をするの?

 最初に詳しい問診を行い、その後医師の診察を行います。
 問診では、魚介類を一日にどれだけ食べていたかなどの生活歴やどんな症状に悩まされているか、家族に水俣病患者はいるか、など検診に必要な項目を詳しくお聞きします。
 医師の診察では、体のさまざまな神経症状などを調べたりします。
 水俣病と診断された場合、さまざまな救済策があります。詳しくは検診会場でご相談ください。

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