民医連新聞

2005年1月17日

看護分野の重点課題を確認 看護・看護学生委員長会議

全日本民医連は、看護分野の重点課題を確認することを目的に一二月一〇~一一日、看護・看護学生委員長会議を静岡県内で行い、一〇四人が参加しました。
 東北大学の日野秀逸教授が「看護を取り巻く情勢」をテーマに講演。日野氏は「医療経営構造の転換、在院日数の短縮で看護労働が大きく様変わりしている」 と指摘。「事例から学び、日ごろの看護実践から看護増員のたたかいに結びつけていくことが重要」と、提起しました。
 民医連からの問題提起と〇四年度新卒看護師のフォロー調査などの結果報告、三県連からの指定報告を受け、一〇班に分かれて討議。二日間の会議では、医療 経営構造の転換や在院日数の短縮などから、多忙を極め疲弊し、やりがいや達成感が持てない、メンタル疾患の病欠が増加、などの問題が出されました。
 日ごろの看護実践をたたかいに結びつけること、事例を持って地域へ足を踏み出すことなどの重要性を再認識しました。

(民医連新聞 第1348号 2005年1月17日)

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