民医連新聞

2005年6月6日

国会議員要請行動 「気軽にできた」 新入・青年職員が国会研修

東京、群馬民医連の恒例のとりくみです。

【東京】

 東京民医連は五月一八日、「第七回新入職員・青年職員国会行動研修」を行い、二六二人が参加しました。三上満さ んの講演、事前学習の後、四一班で、国会議員五~六人を訪問。「憲法九条を守れ」「介護保険改悪やめろ」の二署名を持参し、紹介議員になるよう要請しまし た。その後は、結果や感想を、まとめ集会で発表しました。

*  *

 東葛病院の新卒看護師四人と薬剤師一人の班は、引率者の金城健栄さんとともに参院議員会館へ入り、まず自民党議員、民主党議員を訪問。議員は留守で、秘書が「預かりますが、私の意見は言えません」。

 続いて訪問した日本共産党では、井上哲士議員の秘書が六人を迎え、「必ず議員に伝えます」と返答。秘書の仕事についても、説明してくれました。

 また同党の小池晃議員は在室し、「国会要請は大事。参院で審議中の介護保険法でも、困る人がどれだけ出るか、与党議員は実態を知らない」と激励。また「誰が審議するの?」などの質問に答え、議会に置かれる委員会について説明しました。

 訪問を終えて「要請がこんなに気軽にできるなんてビックリ」「秘書って、お茶くみみたいな人から、議員をサポー トし自分の意見も言える人まで、いろいろ」「与党では議員に伝わるのか心配。熱意をもって聞いてほしかった」と。「おもしろい体験」が共通の感想でした。 (小林裕子記者)

【群馬】

 恒例の新入職員国会学習行動を四月二七日に行いました。参加は五法人五五人、うち新入職員が四九人。国会前座り込み行動の後、衆院厚生労働委員会の傍聴と学習会に分かれました。また四グループに分かれて、参院厚生労働委員へ介護保険見直しに反対する要請を行いました。

 学習会では、小池晃参議院議員が国会情勢を報告。全日本民医連の清水建夫さんが「介護保険見直し」「憲法改悪」の問題について話しました。

 参加者は「要支援、要介護度1の人はヘルパーさんがなくなったらもっと悪くなってしまう」「私の祖母は要介護度 1で、週二回、ヘルパーさんに掃除や洗濯、買い物などをしてもらっている。歩行が困難なため、ヘルパーなしでは生活していけない」などと感想を寄せまし た。(県連事務局、菊池公則)

(民医連新聞 第1357号 2005年6月6日)

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