民医連新聞

2005年6月20日

介護保険改悪させない!

介護保険学習会 思わぬ人数が集まり
岡山医療生協芥子山支部

 【岡山=湯原明慧通信員発】四月五日、支部「くらしの委員会」で介護保険学習会を開きました。前月に案内したきりで、後は口コミだのみにしていたので、 集まり具合が心配でしたが、開始時刻には会場いっぱいの三四人が参加しました。組合員以外の人の顔も。「介護保険」への関心の高さを実感しました。講師は 介護現場の実例もあげながら、介護保険見直し案の問題点を分かりやすく説明しました。

「介護」いっせい宣伝 駅前うめる153人
山梨民医連

 【山梨発】五月一九日夕方、甲府駅前で介護保険改悪反対の宣伝を行いました。ほぼ全職種・一五三人、予想以上の職員が参加し、用意していたゼッケンが足 りなくなるほどでした。駅前のロータリーを、ゼッケンを着けた職員が埋め尽くしました。二二八筆の署名をとり、ビラ一五〇〇枚を手渡しました。また、ヘル パー、ソーシャルワーカーなど一〇人が交代でマイクで訴えました。
 たくさん署名してくれたのは学校帰りの学生たち。二〇歳で保険料がとられるかもしれない、と話すと「大変!」と、友だちも連れてきて署名したり、介護保 険だけでなく、憲法九条のこと、若者の雇用が厳しいこともからめながら、「多くの問題が根っこでつながっている」、と話す職員にうんうんとうなずく場面も ありました。
 相手にあった話をするよう心がけながら「今すぐ分からなくても良い、ニュースを見た時、駅で何か言ってたな、と関心を持ってくれれば」という気持ちで訴 えました。街頭の反応に励まされ、明日からまたがんばろうと思える、行動になりました。
(宮下芳匡、県連事務局)

92歳も発言 介護改善緊急集会
老人保健施設あじさい

 【福井発】老健あじさいでは、「介護保険改善を求める緊急集会」をひらき、利用者や家族・理事・職員など二五人が参加しました。「居住費・食費などの引 き上げや利用の制限はたいへん」「夫婦の溝や家庭崩壊につながる」「子どもや孫にこれ以上の負担を頼めない。死ねと言うの?」「もっと知らせよう、街頭署 名にも参加する」など、切実な声が続きました。
 また、参加した九二歳の利用者は、地域の介護フォーラムでも発言し、参加者の反響を呼びました。施設の独自署名も三週間程度で六〇〇筆を超えて集約しています。
(松原信也、事務)

(民医連新聞 第1358号 2005年6月20日)

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