民医連新聞

2005年9月5日

第7回歯学生のつどい ”歯科医師である前に人として大切なこと”って

 八月一三~一四日、第七回歯学生のつどいが東京都内でひらかれ、歯学生二〇人と青年歯科医師を中心に職員などあわせて三七人が参加しました。今年のテーマは「歯科医師である前に人として大切なこと」。

 一日目は、東葛看護学校の三上満校長の記念講演「人間として、生きること、育つこと」。三上さんは、教育現場で の経験や自らの青年時代の悩みや失敗などを紹介しながら、「人間らしさのしるし」に、「挑む」「手をつなぐこと、手をさしのべること、自分の中に他者がい ること」「おのれを見つめること」をあげました。

 また、いまの社会に人間が人間らしく成長することが邪魔だという組織がたくさんある、と指摘。一方で、人間らしさを大切にしている組織の一つが民医連だと思う、と語りました。

***

 ワークショップは学年ごとに分かれて実施。記念講演から自分たちでテーマを考え、討論するというすすめ方で二日 目まで続けました。「患者に信頼される歯科医師になるために、人間らしく生きるための問題意識を日々もっていきたい」「患者に求められる、人間力がある歯 科医師になるため、成長する姿勢と専門を学ぶ姿勢を持ち続ける」「洗練された医療者になるために、挑み、他者に依拠し、自分を見つめる。これを日々繰り返 すことを忘れない」など、まとめとして発表されました。

(民医連新聞 第1363号 2005年9月5日)

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