いのちと人権を守る

2008年2月4日

第3回 一職場一事例運動交流集会 人権のアンテナ高く

全日本民医連は一月二二日、「第三回一職場一事例運動交流集会」を東京都内で開き、三五県連から一三五人が参加しました。
 国民のいのちを奪う改悪が続いている中で人権のアンテナを高くし、地域や職場から運動を広げよう、との目的でひらきました。
 記念講演は専修大学の唐鎌直義教授。民医連が発表した「高齢者生活実態調査」の分析結果を報告。「持ち家がないことが、高齢者の生活不安につながってい る」と指摘し、低所得者には家賃補助を設けるべき、と訴えました。
 午後からは指定報告が七演題。東京・相互歯科では中断患者さんなど気になる事例を報告。電話や訪問活動を始めています。発表した歯科医師の松澤広高さん は「一〇年前と比べ、歯科受診率が大きく下がっている。経済的な理由で受診できない人たちが増えている。中断患者さんのフォローが弱いことが今後の課題で す」と発言しました。
全体討論では、各職場でとりくまれている一事例が報告されました。

(民医連新聞 第1421号 2008年2月4日)

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