いのちと人権を守る

2008年6月16日

高齢者医療110番 「心中しようかと」など100件 愛媛医療生協

【愛媛発】五月一五~一六日、県社保協主催で「後期高齢者医療制度一一〇番」を実施、一〇〇件の電話を受けました。当生協からも五人が参加しました。
 「保険料が一万九七六〇円から四万五七八〇円になった」など、大幅な負担の増加に怒りの電話があい次ぎました。また「母(七〇代)が身障一級で、透析を うけている。父(七〇代)は入院中。両親の介護のためパートでしか働けない。保険料を取られると生活がなりたたない。三人で心中しようかと…」という深刻 な相談もありました。
 若い世代からは「四月から後期高齢者支援金が月に一〇〇〇円上乗せされ保険料が増えた。みんなそうなのか?」という問い合わせがありました。
 こんなにひどい制度は、すぐに廃止すべきです。社保協は寄せられた意見を広域連合、自治体、政府に届け、請願・陳情運動を行う予定です。(永野弘美、SW)

(民医連新聞 第1430号 2008年6月16日)

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