民医連新聞

2008年7月7日

医系学生を中心に福田衣里子さん講演会 広島民医連

【広島発】五月三一日、広島大学で薬害C型肝炎訴訟の原告・福田衣里子さんの講演会を行いました。三八人の医系学生を含む一三五人が参加しました。
  福田さんは「病名告知から人生が大きく変わった。薬剤を認可した国と利益優先の製薬会社を相手に多くの肝炎患者のため、提訴に踏み切った」と話しました。 この訴訟で支援の輪が広がり、国を動かし「微力であるが無力でないと実感した。おかしいことには声をあげる勇気を持ってほしい」とメッセージを送りまし た。
  参加者から「医療人として何ができるか? と考えさせられた」「大学では薬害について教わることはない。来てよかった」などの感想がありました。
  企画の主催は、当県連の奨学生が中心に活動している医系学生サークル「パンメルク」 。当県連の事務所には毎日多くの学生が集まり、当日に向け準備しました。マスコミも注目しました。(権藤正広、事務)

(民医連新聞 第1431号 2008年7月7日)

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