民医連新聞

2008年9月15日

資格書発行するな 国保年金課と交渉 宮崎生協病院

【宮崎発】当院は八月二二日、宮崎市に資格書発行の取りやめを求め、県社保協や県民商とともに交渉しました。
 交渉では、三つの「無保険で治療が遅れた死亡事例」を示し、資格書が受診を妨げると指摘。市は「それが事実なら問題だが、資格書は規則に従い発行してい る。収納率も上がった」と。参加者は「先日、危うく四例目が出るところだったが、SWの援助で国保証を取得でき、元気になった」「無保険や資格書の人は払 えない後ろめたさで受診を控える」など、事例を話しました。
 国保年金課長は「本意ではないが、悪質な人には対応しなければならない」という主張を繰り返しました。最後に子どものいる世帯だけでも資格証発行をやめるように申し入れました。
 今後も交渉を続けて、行く予定です。(和知川原生協クリニック 内村浩三、事務)

(民医連新聞 第1436号 2008年9月15日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ