民医連新聞

2009年2月2日

学生たちも奮闘 炊き出しボランティア 兵庫民医連

【兵庫発】一二月二七日から一週間、教会やボランティア団体でつくる「神戸の冬を支える会」が主催する炊き出しが三 宮東遊園地で行われました。その初日に、医師二人、看護師五人、医学生二人、看学生三人、高校生三人など二四人が参加しました。阪神大震災以降一二年間続 けられており、当県連の参加は六年目になります。
 朝一〇時からテントをつくり、炊き出しの準備。お昼には炊き出しを待つ長蛇の列ができました。今年は、例年の三倍ぐらいの列だそうです。健康相談も行 い、二五人が相談に訪れました。高血圧が非常に多く、また糖尿病が悪化した人など、定期的なフォローが必要な人が多くいました。
 また、学生が中心になって健康アンケートを行い、二三人が回答。学生から「アンケートでその人の社会的背景や考え方が理解でき、本当に勉強になった」 「働きたくても働けない人が多くて、想像していたより厳しい状況だった」などの感想が出されました。(小林健一、事務)

(民医連新聞 第1445号 2009年2月2日)

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