民医連新聞

2009年2月2日

山梨でも大量解雇 緊急相談会を実施 山梨民医連

【山梨発】派遣切りが全国で行われる中、当県でも分かっただけで二二社、一七〇〇人が解雇されました。当県連も加わる「山梨県民大運動実行委員会」は、一月七日に甲府駅南口で緊急街頭相談会を実施。当日は民医連から二五人、総勢五五人が参加しました。
 医療相談にはSW二人が対応しました。相談は七件。世情を反映して雇用や病気に関連する相談が多くありました。ブラジル出身の男性は「一八年前に来日、 工場で働いていた。昨年七月ガンが見つかり一〇月まで入院したが、派遣会社との契約が切れ、寮も出なければいけない。家賃や水道、ガス代も滞納し、いまは 家にある米で食いつないでいる」と深刻な訴えで、翌週いっしょに生活保護の申請に行くことになりました。
 マスコミの協力もあり、社会的にもアピールできました。この経験を生かして、南アルプス市でも一月二四日に緊急相談会を行う予定です。(河西倫和、事務)

(民医連新聞 第1445号 2009年2月2日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ