民医連新聞

2006年5月22日

医療・介護情報BOX 高齢者の日常生活改善 まずはフットケアから 岡山・玉島虹の訪問看護ステーション

訪問看護では、爪切りや足浴、魚目(うおのめ)の処置を行っています。しかし、その方法はこれまで看護師個人に任せていました。

 当ステーションでは、昨年からフットケア学習に力を入れ、ケア技術の共有と向上をめざしてきました。

 堅い爪や変形した爪の切り方、運動することで転倒を防止できる、などを学びました。あらためてフットケアの大切さを見直し、利用者さんに合わせたケアにとりくんでいます。

 その内容は、足の特徴(乾燥やむくみ、細いなど)からアセスメントシートを作成し、利用者さん一人ひとりの問題点を検討します。また、歩行練習前や足浴 時に運動しています。やり方はパンフレットにまとめました。スキンケアと清潔保持にも力を入れています。

 利用者さんへの訪問回数が、週に一~二回のため、めざましい改善にはなりませんが、「継続は力なり」です。今後も学習を重ねていきたいと思います。

(菊池純子、看護師)

(民医連新聞 第1380号 2006年5月22日)

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