民医連新聞

2006年6月5日

介護トピックス スタッフの奮闘で利用者さんも笑顔に たたらリハビリテーション病院 通所リハ

予防介護の体力向上トレーニングが始まり、一カ月がたちました。当院では現在、週二回のトレーニングを行っています。
内容は、(1)血圧とS po2(動脈血酸素飽和度)測定、(2)呼吸法、(3)ストレッチ、(4)トレーニング、(5)クールダウン、(6)血圧測定、という流れで行います。
 職員は、それぞれ運動や口腔など担当を持ち、学習会に参加しました。すでにとりくんでいる施設を見学するなど、新制度に対応するために試行錯誤を続けてきました。
 トレーニングを始めたころ、利用者さんも、「何それ、どんなことばすると?」と、不安そうでした。しかし運動後、安定した血圧値やS po2、体の柔軟度を確認すると、利用者さんも笑顔になります。
 イスの座面を高くしておかなければなかなか立ち上がれなかった利用者さんが、今では何もなくても立ち上がれるまでに改善。とてもうれしそうにケアマネ ジャーや家族に自慢しています。
 介護予防は始まったばかりで、手探り状態です。これからも利用者さんの改善につながるよう努力していきます。
(藤野まり、リハアシスタント)

(民医連新聞 第1381号 2006年6月5日)

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