民医連新聞

2006年6月19日

医療・介護情報BOX 組合員さんが患者役新卒看護師研修で模擬面接 香川・高松平和病院

新卒看護師八人を対象に、組合員さんに患者役をしてもらい、模擬面接研修を行いました。内容は、入院時の問診、入院オリエンテーションです。
 模擬面接終了後、模擬患者をした組合員さんから、看護師の説明の仕方や話し方などをチェックしてもらいました。「ハキハキ元気よく、語尾ははっきり と」、「障害という言葉を患者は嫌うので、やさしい言葉にしてほしい」などのアドバイスがありました。
 看護師たちは、「患者さんがどんな思いで聞いているのかが分かり、勉強になった」、「組合員さんが職員を育ててくれる、この病院に就職できてよかった」などの感想が述べられました。

 最後に組合員さんから、「患者に『そうなの、しんどかったね』という一言を。大変だけど、体を大事に長く勤めてほしい」と、エールをもらいました。
 このような研修は初めてでしたが、患者さんや組合員さんに育ててもらっていると実感しました。
(吉原由美子、看護師)

(民医連新聞 第1382号 2006年6月19日)

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