民医連新聞

2006年6月19日

看護もっと働きたいの (16)起こすぞウエーブ 北から南からナース・ウエーブ!

 昨年秋から始めたこの連載も、いったん終了です。最終回の今回は、五月に日本列島北から南までとりくまれた各地のナース・ウエーブを紹介しましょう。

青森]…一三日、「06年春のナースウエーブ集会」を青森市で開き、二一八人が参加しました。集 会前に行った街頭宣伝では、一時間で二六八筆。民医連や医労連、八団体でリレートークとパレード。宣伝では、新人看護師が次つぎマイクで訴え、ベテランの 出る幕なし。看学生も「看護師になったら、患者さんとゆっくり話をしたい。看護師を増やして」と訴えました。
 プレ企画に、青森、弘前、八戸で宣伝を行い、五二四筆の署名を集めました。

宮城]…一三日、医労連・民医労・民医連でつくる宮城県ナースウエーブ実行委員会で交流集会。民医連、国公立病院の看護職員九〇人が集まりました。「看護が輝くために」のDVD上映後、一三人がリレートーク。「患者さんが生きていて良かったと思われる看護がしたい…」と。
 また、泉病院では、雨の中独自に署名行動。新入職員を中心に一三人で一二二筆を集めました。

静岡]…一四日、県母親大会で医療改悪反対署名とともに看護改善署名を一三一筆集めました。「いのちはみな平等
 どうなる医療・介護のゆくえ」と題し、三島共立病院事務長、総師長、看護部長らでパネルディスカッション。看護師の置かれている現状についても話し、署名を訴えました。

岡山]…一四日、民医連・医労連の共催で、ナースウエーブ集会を開催。看護師のほか、医師やリハ、事務も参加。集会テーマは「看護師増やして!笑顔で看護したいから」。日常の思いを共有し、看護師不足の原因を学ぶことで自信を持って看護師増やせの行動に参加できることが目標。

 林 英樹県連会長は「看護師不足は医師も困るが一番困っているのは患者さん。力を合わせてがんばっていこう」と呼びかけ。リレートークでは、新人から中堅、主任、病棟師長、看護学校教務が発言し、感動を呼びました。
 初めて署名をとりくむ人向けに迫真の「署名レクチャー」も。そのおかげか、集会後に商店街で行った白衣の宣伝行動で署名は一一八六筆集まりました。

鳥取]…一三日、看護フェアで、鳥取生協病院・鹿野温泉病院二カ所で署名行動。街頭で訴えると、若い人から高齢者まで「看護師さんが少なくて、入院すると大変なのがわかる」と言いながら署名に協力してくれました。

徳島]…一三日、民医連・医労連で看護フォーラムを共催。「安全な医療・看護と働き続けられる職場を」のテーマで日本医労連の田中千恵子執行委員長が講演。

沖縄]…一三日、那覇市内のデパート前で、白衣の街頭宣伝。医労連との共同で、七〇人が参加。チラシ配布・健康チェック、風船の手渡しなど多彩にとりくみました。民医連署名が四一七筆、医労連署名が四〇〇筆。地元テレビ・新聞にも報道されました。

長崎]…20日、浜の町・鉄橋で署名行動。上戸町病院、大浦・香焼・花丘診療所から16人が参加。553筆集めました。

(民医連新聞 第1382号 2006年6月19日)

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