民医連新聞

2006年9月18日

医療・介護情報BOX ネームバンドで誤認防止相互確認で安全な医療 玉島協同病院

当院では七月から、入院患者様の誤認防止のため、手首にネームバンドの着用をお願いしています。
 それまで、注射や検査などの際に患者様自身に名乗ってもらい確認をしていました。しかし、職員の思い込みや患者様の聞き違いなどによる誤認、ベッドネー ムのない食堂での患者様の確認や意思疎通のできない場合に確認が困難である、などの問題がありました。
 そこで当院の医療安全委員会は対策を検討してきました。その結果、名前の確認と合わせて、ネームバンドで患者様を確認することにしました。
 使用開始から一カ月がたち、職員の声かけより先に手首のネームバンドを見せてくれる入院患者様も少しずつ増えてきました。職員にもネームバンドの確認を徹底しています。
 患者様・職員が相互確認することで、患者様にも安全安心な医療の発展につながります。
 これからもより安全な医療を実践していきます。
(杉本真理子、事務)

(民医連新聞 第1388号 2006年9月18日)

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