民医連新聞

2009年6月15日

第80回メーデー&派遣村に相談者集まる 神奈川民医連

【神奈川発】第八〇回メーデーは県内一〇カ所に、計八〇〇〇人が集いました。横浜中央メーデーでは四月三〇日と五月 一日の二日間、横浜公園に「かながわ派遣村」を開村。止まらない派遣切りや深刻さを増す雇用情勢の悪化を受け、「困っている人の力になろう!」とメーデー 実行委員の団体から専門分野を活かして、相談に応じました。
 私たちは二日間で二七件の医療健康の相談を受けました。当日は医師や看護師、ケースワーカーが対応。弁護士も同伴し、二日間で三六件の生活保護申請を支 援しました。状況を聞くほど「人間的な生活とはなんだろう」と考えさせられました。これは他人事ではなく誰もが自分のこととしてとらえるべき、と再確認し ました。派遣村は終わりましたが、これからも継続的に、生活に困難を抱えた人たちに向き合っていく重要性を痛感しました。(平館浩美、事務)

(民医連新聞 第1454号 2009年6月15日)

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