民医連新聞

2009年7月20日

組合員住宅を空け困難な人の避難所に 米子医療生協

【鳥取発】生活と健康を守る会や西部労連などと「反貧困ネットワーク西部相談村」を始めて五カ月。これまで三四件の 相談が寄せられました。「突然解雇され社宅も追い出された。岡山から米子まで歩いて帰り三日間何も食べてない」「給料日直前に『店の模様替えをするから』 と、料理長以下全員を解雇」など、深刻な相談ばかり。
 当医療生協は、医療相談にのりながら、緊急避難的に寝泊まりできるように、当医療生協が運営する組合員住宅「さくら」の一室を開放。これまで二人が利用し、ここを住所にして生活保護の申請や就職活動をしています。
 支援が必要な人にこれらの活動を知ってもらうことも重要で、駅前などでチラシを配っています。ハローワークの所長とも懇談し、チラシを置いてもらいました。
 これからも、市町村へ必要な要請をしながら、住まいや医療・介護など、私たちの得意な分野で参加していきます。(福嶋晴彦、事務)

(民医連新聞 第1456号 2009年7月20日)

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