民医連新聞

2009年8月17日

いまこそ憲法を活かした「世直し」を! 尼崎医療生協

【兵庫発】七月一八日、当生協は「世なおし学習会」を開催。二〇〇人の組合員、職員が参加しました。木下直子さん (『いつでも元気』編集部)が「年越し派遣村ボランティア体験」を報告。二宮厚美教授(神戸大学)は、アメリカ発・世界同時不況の背景、「派遣村」の意 義、医療生協がとりくむべき課題について話しました。
 二宮教授は、「九条や二五条を持たないアメリカでは、貧しい者は軍隊に入らない限り、住居、医療、さらに国籍までも得られない。しかし、日本には平和憲 法がある」と強調。軍隊に入って「いのち」を担保にするのではなく、九条を守り、二五条を生かす実践で「いのち」が守られる、それが「派遣村」につながっ たと指摘しました。民医連の精神こそ「いのち」を守る砦になるとまとめました。
 参加者からは、「平和憲法の値打ちがよくわかった」「大企業優遇税制や景気対策(エコ減税など)のカラクリがはっきりした」「政治を変えるチャンス」との感想が寄せられました。(事務、杉山貴士)

(民医連新聞 第1458号 2009年8月17日)

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