民医連新聞

2009年9月21日

施設の中でお盆 老健かけはし

【山形発】お盆の時期は「墓参りに行きたい」「家に帰りたい」と思う利用者はたくさんいますが、ほとんどは実現しません。そういう利用者のため、八月七日「供養する会」を行いました。
 スイカやお菓子、花などをお供えし、地元の和尚様に読経・法話をしていただきました。利用者は水をあげ・焼香しました。
 「供養する会」の前には、「賽銭(さいせん)はいらねなが?」と言う人や「和尚様が来るなさ、こんな服装ではだめだ」と着替える人も。利用者にとって、お盆は特別で大切な日だと感じました。
 感想を聞くと、「和尚様、立派だっけ」と涙を流しながら話す人もいました。私たち職員も、利用者の真剣に話を聞き入る姿や、心を込めて合掌する姿を見て、とても感動を受けました。(五十嵐舞、介護福祉士)

(民医連新聞 第1460号 2009年9月21日)

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