医療・福祉関係者のみなさま

2010年4月5日

笑顔に癒されて 高松平和病院

【香川発】病棟看護助手の会議を毎月一回行っています。忙しい業務の合間に、リネン・白衣・清拭タオル管理に関することや感染対策の課題、個人目標の進捗状況などについて話し合います。その会議の冒頭、いつも職場の「よかった探し」をしています。
 二月の会議では次の例が出ました。「食欲も笑顔もない患者に看護師が食べたいものを聞き、要望の焼きそば・牛丼を食べ、笑顔が見られた」「食欲のない ターミナルの患者からメロンが食べたいと聞き、食養科と相談。メロンがなく、かわりにキウイを食べてにっこりし、その日に穏やかに亡くなった」「退院の 時、あいさつにきてくれてとてもうれしかった」「看護師のサンタからプレゼントをもらって、満面で笑った患者が忘れられない」などです。「患者に注意を向 け働きかけることが笑顔を引き出している」とみんなで確認しました。
(横山具未子、看護師)

(民医連新聞 第1473号 2010年4月5日)

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