医療・福祉関係者のみなさま

2010年8月16日

無低診で県と交渉 石川勤労者医療協会

【石川発】当法人では以前から城北病院、寺井病院、健生クリニックで無料低額診療を実施しています。七月二八日に、そのほかの事業所の新規指定を求めて県と交渉しました。
 未指定の事業所の職員や共同組織会員など二四人が参加。城北診療所の莇(あざみ)也寸志所長が、「医療費の負担が高いほど、病気の治りが遅い」という実証的な調査結果をデータに基づき要望しました。
 無低診事業の紹介のため近隣の学校を訪問したところ、養護教員からたいへん歓迎されたことなど、発言があい次ぎました。
 県は「無料低額診療の対象となる人がどの程度存在しているか、県として把握していないが、地域の実情に合わせ、要件を満たす申請書は『受理すべき』と考える」と回答しました。
 「一〇%基準」をクリアしている事業所は直ちに申請するとともに、今日の経済状況を踏まえ、一〇%以下でも無低診の指定を認めさせる運動を今後強めていきます。
(国光哲夫、事務)

(民医連新聞 第1482号 2010年8月16日)

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