医療・福祉関係者のみなさま

2010年11月15日

国保をよくする会発足 徳島県民医連

【徳島発】「国保をよくする渭(い)北(ほく)の会」の結成総会が一〇月一〇日に行われ、役員体制や行動目標を決めるとともに、さっそく地域に出て署名を集めました。
 徳島県民医連の久保田滋副会長が国民健康保険の現状について講演。徳島市の国民健康保険料と介護保険料の合計は、課税対象額二〇〇万円の四人家族(四〇 歳代、夫婦と子ども二人)で五〇万七〇〇〇円と、県庁所在地として全国一の高額です。
 徳島市の国保資格書は年間一〇〇件程度ですが、今後は国保料を払えないケースが増え、資格書の発行や無保険の人がさらに増えると予想されます。当県連は 今後、市内の中学校区(一五区)ごとに「よくする会」を立ち上げる予定です。
 結成総会には二二人が参加。県連事務局次長の吉田泰英氏を会の事務局長に選出し、渭北地域で一一月末までに二〇〇〇人の署名を集めることを確認しまし た。総会後の署名集めでは、訪問先の住民と「国保は高い」と意気投合した人もいて、約七〇人の署名が集まりました。
(石川弘和、事務)

(民医連新聞 第1488号 2010年11月15日)

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