民医連新聞

2007年6月4日

署名を手に250人 東京民医連が国会研修

 五月一六日、東京民医連は「青年職員国会行動研修」を開催しました。二五〇人が参加し、 「まもるぞ憲法! かえよう社会! いのちに格差をつけないで」がスローガン。一七五人の衆・参議員を訪問し、署名の紹介議員になるよう要請しました。 「国会研修」は今年で九回目。参加者はのべ二〇〇〇人になりました。(川村淳二記者)

 昨年一〇月に実行委員会を立ち上げ、月一回の会議を重ね準備してきました。各法人から一~二人の実行委員が出ています。経験が引き継がれるよう半数は前年の担当者です。
 「議員さんを訪問しても門前払いされることもあります。新入職員が、がっかりしないよう気をつけた」と、実行委員長の宇田川歩さん(みさと健和病院、看 護師、三年目)。各事業所で事前学習を重ね、当日は、各班に中堅職員の援助者が入りました。
 国会研修の午前中は学習会を行いました。東京民医連の先輩医師で参議院選挙に立候補予定の谷川智行さんが講演し、小池晃参議院議員が国会情勢を報告しま した。パワーポイントや寸劇で、議員要請のやり方などを紹介して、実際の行動に移りました。
 訪問後、「秘書の対応で議員の人柄が分かる」、「もっとまじめに受け止めてほしい」、「議員に本当に伝わるか心配」、「国民の声を国会に伝える大切さが 分かった」、「制度改善の影には、誰かがこうしてがんばっている」と、感想を出し合いました。
 行動に参加したみさと健和病院の野水眞院長は、「新入職員も自分の思いを込めて、一人ひとり一生懸命訴えていて、たくましく感じた。憲法問題など、考えるいいきっかけになり、意義がある」と感想をのべました。

(民医連新聞 第1405号 2007年6月4日)

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