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2017年11月24日

理事会(2017年11月)藤末会長あいさつ

【藤末会長あいさつ】

 フランスの医療団体からの要請で、フランスで行われるシンポジウムに参加することになりました。緊縮政策で有名になったギリシャや北アフリカからも参加するようです。30分で日本の社会保障制度の現状と課題を話してきます。
 改めて、日本の社会保障制度の歴史を振り返りますと、社会保障と国家の関係性についての日本国民の認識の現状が理解できる気がしました。個人の生活が国家によって守られたという歴史的な経験が、戦後の一時期を除いてあまりないことが、選挙になると社会保障的な要求は強いものの投票行動に直結せず、消極的な政治安定が選択されてしまうことにつながる気がします。

 総選挙結果を受けての当面のたたかいは、戦後、初めて改憲を公約とした政権が多数を占めて、いよいよ憲法9条改憲発議か否かという緊迫した状況に向き合うことです。民医連の使命は2010年に改定した民医連綱領に明記してあるわけですが、民医連綱領は現行憲法に根拠を置いています。安倍内閣の憲法蹂躙は、民医連綱領の否定でもあるわけですから、断固たたかわねばなりません。今回、民進党が分裂する事態になったのですが、よく考えると市民運動が今後、共同すべき立憲野党群が明確になったわけです。
 人々のいのち、健康に深く関わる医療・介護・福祉に従事する者として、意思表示と行動を起こし、戦争する国づくりと、「医療追い出し、介護とりあげ」の社会保障削減が一体となった政治の中で、安倍政権の暴走を阻止していきましょう。

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