MIN-IRENトピックス

2016年12月20日

理事会(2016年12月)藤末会長あいさつ

【藤末会長あいさつ】

 12月13日の午後9時半頃、普天間基地所属のオスプレイが名護市の沿岸から800メートルの浅瀬に墜落し、大破しました。現場は、集落から数百メートルしか離れておらず、沖での事故後に普天間基地に戻ろうとしていた途中のことと説明されています。乗組員が機体を乗り捨て、墜落したものと思われますが、集落の手前であり、極めて危険な事態だったと思われます。オスプレイのAクラスの事故は過去に頻発しており、反対の声を無視して沖縄配備をしてきたものであり、心配が現実となりました。翁長沖縄県知事は、オスプレイの飛行中止と配備撤回を官邸と関係各省に要請しました。基地があるが故の重大事故であり、民医連も早速、他団体とともに要請と抗議を開始しています。今年は、米軍属による女性暴行殺人事件もありました。辺野古の基地建設再開がもくろまれている情勢でもあり、オスプレイも新基地もいらないの声を日本中であげていかねばなりません。

 12月9日、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合が、衆議院選に向けた4野党(民進党、日本共産党、自由党、社民党)に対する重要政策の提案を行いました。(1)安保法制の廃止と対話による平和の創出、(2)若者や女性に焦点を当てた社会経済政策の創造、(3)公正で持続可能な社会と経済をつくるための政策転換、(4)脱原発への決意、(5)多様な地域社会の持続という重点政策での共闘を呼びかけました。経済民主主義を真ん中に据えた先の参議院選の教訓を踏まえての提案になっています。アべノミクスの破綻が見え、ますます貧困と格差が広がる中で衆議院選挙を迎えます。かつてない衆議院選となるでしょうから、民医連の立場を明確にしたかつてないたたかいを準備していきましょう。

 今年を振り返りますと、3月の第42回定期総会で、戦争法の廃止と社会保障を求める運動は総がかりで、無差別・平等の地域包括ケア等の事業は積極的な連携で、職員育成は民医連らしい運動と事業からを合言葉に、展望を主体的に創り出そうと呼びかけてきました。4月に熊本地震が発生し、新たな水準での災害医療支援を進めました。戦争法廃止の2000万署名、参議院選挙を市民と野党の共闘でたたかいました。多くの職種の全国集会を成功させ、そして医学部の奨学生を増やす大運動にも取り組み、医療介護の新しい二つの柱を意思一致、実践するための全国会議も開催しました。これらの計画や組織の先頭に立たれた皆さんに、心からお礼を申し上げます。

 国民が反対していても、悪法ゴリ押し、沖縄を無視するなど、3権分立を内閣が破壊し、取り返しのつかない貧困クライシスを招く政治が続いています。世界でも新自由主義の災難が蔓延し、政治に新しい変化を求める動きが活発化しています。引き続き、安倍政権の暴走を阻止していきましょう。

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