健康・病気・薬

2014年10月1日

なつやすみ!

初めての「宿題お助け塾」 福岡・ありあけ健康友の会torikumi276_08

 小中学生を対象に夏休みの「宿題お助け塾」を初めて企画しました。元教師の友の会員や地元の大学生、医学生・研修医に勉強をサポートするスタッフをお願いし、チラシを配布して当日を迎えました。
 割り算がわからず、あきらめている小学三年生には、後藤俊作研修医がりんごの絵を書きながらていねいに説明。プリントの途中で飽きてしまい、「遊ん でー。おんぶ! 肩車!」と叫ぶ男の子を地元の大学生がおんぶする場面も…。
 お昼に栄養満点の夏野菜カレーとスイカを食べたあとは、「竹で作るお箸とコップの工作教室」。おやつのそうめん流しでは、大はしゃぎしながら、みんなで五〇輪を完食。
 「この夏最高の思い出になりそう!」と言ってくれた子もいて、今後も継続的なとりくみにできればいいなと思いました。
(米村理恵)

「宿題やろう会」開始 滋賀・膳所診療所健康友の会

 当友の会では、今年の夏休みから小学生対象の「宿題やろう会」を始めることになりました。先輩格の滋賀健康友の会のアドバイスを受け、スタートにこぎつけました。
 ボランティアの指導員七人に対し、一三人の子どもが集まりました。指導員の心配をよそに、子どもたちは一時間集中して学習にとりくみ、お互いに教えあう など雰囲気も上々。学習後はゲームで気晴らしもしました。
 子どもたちの意見や要望をとりいれながら、よりよいとりくみにしていきたいと思います。
(松村恒夫)

職員大奮闘の「保健学校」 石川・金沢北健康友の会

 今年の「おやこ保健学校」は、城北歯科と菜の花薬局の協力を得て、一七人の子どもとその保護者が参加しました。
 城北歯科の浦井所長は、難しい歯の種類や並び方を、ライオンやウサギの写真を使ってわかりやすく説明。歯科衛生士の津田主任は、手際よく指型に石こうを流し込み、子どもたちの目を引きつけました。
 菜の花薬局の針田薬局長は、ユーモアたっぷりに軟こうを作るコーナーを担当。
 参加した子どもたちからは「また来たい」「薬剤師になるという将来の夢が強くなりました」など、うれしい感想が寄せられました。
(藤牧渡)

恒例の「子ども保健学校」 東京保健生協

 七月二七日、大泉生協病院で夏休み恒例の「子ども保健学校」を開催しました。
 小学生二一人と保護者一五人が参加。齋藤文洋院長による「血はなぜ赤いのか」のお話にはじまり、歯科衛生士による歯磨きチェックや管理栄養士による「お やつをなぜ食べるのか」のお話、尿チェックや心音観察、心臓マッサージやAEDの実習など盛りだくさんの内容でした。
 地域に根ざす民医連と医療生協活動の研究のため来日しているヘームズ・アーロンさん(ワシントン大学・医療人類学)は、七歳の息子さんといっしょに参 加。アーロンさんは「皆保険制度がない米国では、子どもがケガをしたら、まず保険会社に電話をかけて医者を決める。(そのような現状は)変えなければ」と 語っていました。
(末浪和美通信員)

いつでも元気10月号No.276より

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