健康・病気・薬

2015年1月1日

地域をつなぐ

長野でHPHを学ぶ 岐阜健康友の会torikumi279_05

 一〇月三~四日、当友の会と岐阜勤医協の合同合宿で長野県を訪れました。
 HPH(健康増進活動拠点病院)の理念を学ぶ目的で、佐久総合病院(佐久市)と佐久穂町へ。佐久穂町では、全村民を対象にした年一回の健康診断、健診結 果を渡しながらの健康相談、住民自らが衛生指導員を務めるなど、行政と病院・住民が一体となって「全村健康管理システム」を推進しています。
 早期発見・治療により、一人あたりの医療費を全国平均の六五%程度に抑えているとのこと。すばらしいとりくみに感銘を受け、私たちの目指す活動に確信を得ることができました。
(戸崎光明通信員)

「地域包括ケア」学ぶ 奈良・平和会健康友の会

 一〇月一日、「友の会拡大・強化月間」のスタートダッシュ集会をおこない、六〇人が参加しました。
 「無差別平等の『地域包括ケア』をめざして」をテーマにシンポジウムを開催。特養ホーム施設長や包括支援センター所長、ケアマネジャーなどのシンポジス ト六人が、医療・介護総合法の内容や施行後に心配される悪影響について発言しました。友の会役員からは、友の会の果たすべき役割や今後のとりくみについて の問題提起があり、「生存権が危機にさらされていることがよくわかった」「友の会の活動が地域でよりいっそう必要になる」などの感想が聞かれました。
(井上正明)

「健康まつり」に800人超 やまがた健康友の会

 一〇月一九日、さわやかな秋晴れのもと、「第二九回健康まつり」を開催しました。 ステージ企画では、友の会員による三味線・ウクレレ演奏、職員による「認知症」をテーマにした寸劇などが披露されました。
 また、山形名物の玉こん、どんどん焼き、芋煮などの出店や産地直送の野菜販売などで大変賑わいました。健康チェックコーナーは、毎年好評の肺機能検査、 血圧・骨密度・体力測定など、職員が総出でおこないました。
 八〇〇人以上の方々が参加され、地域とつながる良いきっかけになりました。
(田崎恵莉子)

好評だった足指力測定 岡山医療生協芥子山支部

 一〇月一九日、地域の公民館主催の第二八回文化祭で健康チェックをおこないました。
 一二人のスタッフが参加して、血圧・体組成測定や握力・足指力測定を実施。舞台発表を終えた方々が、続々と受けてくださいました。足指力測定は初めての 方が多く、測定後に渡した足指力を強化する運動についての説明書も好評でした。
 当医療生協のおそろいの白いブルゾンがよく目立ち、昨年より多い四六人の方がチェックを受けてくださいました。
(湯原明慧通信員)

「和紙まつり」で健康相談会 宮城・仙台南健康友の会

 約四〇〇年前、伊達政宗公が福島から紙すき職人を呼んで奨励した和紙づくり(柳生和紙)。最盛期には四〇〇軒以上の和紙づくり農家がありましたが、現在は佐藤平治さん宅一軒だけです。
 一一月三日、佐藤さん宅を会場に「和紙まつり」が開催され、当友の会は会場の一角で健康相談会をおこないました。「和紙まつり」だけあって「わしも、わ しも」と、多くの方が血圧・体脂肪測定や健康相談を受けてくれました。
 過去に班会に参加していた方々が、「また血圧測定や勉強会をやりたいね」と言ってくださり、柳生でも班会を再開することになりました。
(平尾伸二通信員)

いつでも元気 2015.01 No.279

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