各地のとりくみ

2015年1月1日

声をあげなきゃ!

毎週宣伝・署名の成果 東京・八王子・たま健康友の会torikumi279_08

 当友の会は職員といっしょに「戦争する国づくりを許さない八王子・たま民医連の会」を結成。五月から毎週金曜日にJR八王子駅前でシール投票をおこないながら、行き交う人々と対話を重ねてきました。
 「息子が自衛隊員なので心配」「戦争になったら、僕たち若者が行かされるんですよね」と真剣に話す方がいる一方、「北朝鮮や中国はどうするの」と抑止が必要という方もいます。
 一〇月二三日、二〇回の宣伝と友の会員で集めた二一〇五人分の署名を持って、一一人で国会へ行きました。笠井亮衆院議員に署名を託し、東京選出の衆院議員三一人に手作りの要請書を渡しました。
(武藤幸子)

「標的の村」上映&講演会 群馬中央医療生協「彩の会」

 一〇月四日、沖縄県東村高江のヘリパッド建設反対の運動を記録したドキュメンタリー映画「標的の村」の上映と、伊佐真次さん(東村議会議員)の講演会を開きました。「伊佐さんの話をぜひ聞きたい」と、すでに映画を観た方や県外からの参加もあり、二五〇人が集まりました。
 伊佐さんは「沖縄の負担軽減」を理由に「オスプレイの訓練を受け入れ」るとした群馬県榛東村議会の決議に言及。「沖縄以外でオスプレイの受け入れがされ ても、沖縄の現状が良くなることはありません。私たちは誰かが痛みを抱えていた時に、その痛みを分かち合って解決できますか? 唯一の解決は、その痛みを 取り除くことです」と語っていました。
(栗原美和)

再稼働反対! 福井・光陽生協クリニック デイケアさんさん

 福井県には一五基の原発があり、“西の原発銀座”と呼ばれています。大飯原発の再稼働に対し、運転差し止めを命じる画期的な判決(二〇一四年五月、福井地裁)が下りましたが、政府も関西電力も原発推進の態度をあらためようとしません。
 当施設では、職員たちが“原発と私の想い”を書き出して、デコレーションした作品をつくりました。クリニックのギャラリー室に展示しながら、シール投票 も実施しています。多くの方々が興味・関心をもってくださり、注目を集めています。
(田嶋清孝)

各地で「介護問題懇談会」 北海道・道東勤医協友の会連合会

 医療・介護総合法が強行されたのを受けて、キャラバンを組んで「介護問題懇談会」を開催しています。
 新法のもと、要支援1・2の方々が介護保険から外され、自治体の「新しい総合事業」に丸投げされます。各自治体の担当者と話をすると、「厚労省が示した 総合事業を担う事業所やボランティア団体は、町村では皆無に等しい」と悩みが語られます。
 誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指し、総合事業を少しでも改善するため、職員や現地の議員の協力も得ながら要請活動をおこなっていきたいと思います。
(亀井武通信員)

いつでも元気 2015.01 No.279

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