各地のとりくみ

2015年2月2日

平和な未来を

誕生会で流行語話題 かながわ健康友の会

35-02 一一月二九日、九~一一月生まれの方々の誕生会を開きました。どしゃ降りの雨にもかかわらず、一一人の方が参加しました。
 友の会幹事が一九四〇~七〇年代の流行語を紹介。参加者からは、戦時中の食糧難や買い出し、疎開先の体験談など、思い出話がこもごも語られました。戦時中の流行語のひとつ「月月火水木金金」の歌まで飛び出し、記念写真をお土産に散会しました。
 やはり平和が一番です。
(内藤富子)

子どもたちに戦争体験を語る 東京・下赤塚診療所健康友の会

 この度、診療所近くの小学校に招かれ、六年生全員の特別授業として、私の少年時代の戦争体験を語りました。
 今から八四年前──私が生まれた当時、父は従軍記者として、すでに満州(中国東北部)に派遣されていました。それから実に一五年間、アジアに対する侵略戦争がすすめられ、父は東南アジア諸国を転々として、敗戦の年に戦死しました。
 私が子どもたちに一番伝えたかったのは、平和ほど尊いものはないということです。戦後の民主的な教育基本法を踏みにじり、日本を再び戦争できる国にしようとしている安倍政権の策謀を、断じて許すことはできません。
(佐埜明通信員)

被爆者医療から見た原発事故 京都・やましろ健康医療生協

 一一月一五日、当医療生協の二〇周年事業として、郷地秀夫医師(東神戸診療所所長)の学習講演会を開き、八〇人が参加しました。
 郷地医師は三〇年以上にわたって被爆者医療にとりくみ、原発事故で福島から避難している被災者の健康相談にもあたっています。二〇〇〇人の被爆者を診察してきた医師の立場から、原発や放射能汚染に対する警鐘をならす講演は、説得力に富むものでした。
 京都市に避難されている被災者の方も「ぜひ話を聞きたい」と参加されていました。
(堂本吉次)

地熱発電所を見学 宮城・泉病院友の会

 一〇月二三~二四日、当友の会環境委員会で、上の岱地熱発電所(秋田県湯沢市)の見学に出かけました。観光地・川原毛地獄の近くに位置する紅葉真っ盛りの山の中で、一時間に二万五〇〇〇キロワットの発電をしていました。
 「湯沢市で消費される電力の八割を担っています。地熱発電は、太陽光や風力と違って二四時間定量発電が可能な自然エネルギーの優等生。法改正や規制緩和などもあり、今後の普及が期待されます」
 説明する職員さんが、地熱発電に誇りをもっていることがびんびん伝わってくる見学会でした。    
(広幡文通信員)

いつでも元気 2015.02 No.280

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