民医連医療　2010年7月号

撮影地：長野県・槍沢天狗原
深緑の槍ヶ岳

　上高地から梓川、槍沢に沿って登ると、５～６時間後、槍ヶ岳が姿を現します。槍沢を天狗原方面に分岐すると、天狗池。お盆ごろに残雪が溶け、池が姿を表します。水面に深緑の槍ヶ岳を映し出します。撮影／吉田　昌樹（岐阜・華陽しいのみ薬局）

【特集】貧困問題と無料低額診療

勤労者の貧困拡大と社会保障
後藤　道夫

「子ども医療制度」創設で子どもに健康と希望を
芝田　英昭

貧困が命を奪う「社会的災害」の中で、輝く「無差別・平等」の医療理念
岡村　啓佐

無料低額診療制度を通じて〝貧困と格差〟に立ち向かう
村口　一耕

大田病院での無料低額診療事業のとりくみと今後の役割
土井　周次

尼崎医療生協における無料低額診療事業のとりくみ
粕川　實則

無料低額診療事業利用者分析から見えてくるもの
吉原　和代

無料低額診療事業の実践 ～適用拡大のとりくみ～
内田　寛

後期高齢者医療制度を即時廃止し、国民が望む安心の医療制度の再構築を！
湯浅　健夫

全日本民医連研究会レポート
「第25回全日本民医連振動病交流集会」報告
川﨑　繁

ISO9001マネージメントシステム導入から4年半後の職員の意識
渡邉　卓

―連載―

民医連事業所のある風景
神奈川・川崎セツルメント診療所

世界の辺境から日本を問う（４）
ユーラシア大陸の西端、ロカ岬から
伊藤　千尋

「いのちの平等」つらぬく薬剤活動（7）
未収金対応から学んだこと
町田　敦美

「キラリと光る」民医連歯科をめざして（85）
精神科病院歯科のとりくみ
武田　美佳

Medical Essay
人のために生きる価値観に転換を
草彅　芳明

看護日誌から（19）
こころをつなぐ機関紙「土筆」
安藤　元江

浦野教授の税金講座（7）
給与差押訴訟和解の成果～憲法の生存権を生かす～
浦野　広明

人と社会の環境学（2）
生態系の姿を見る
多羅尾　光徳

わたしと民医連（21）
民医連新綱領をかかげて…
松里　兼男

労働者の健康問題について（７）
健康診断に携わる保健師の課題
菅原　美鈴

新連載　わたしのこだわり
国境を越えて
大塚　一雄

青年職員活動レポート（52）
青年育成委員会発足に向けて
飛田　綾

ケアマネジャーの現場から(67)
24時間「地域」と向き合って…
大場　栄作

ＢＯＯＫ　クロスワードクイズ　漫画「花も実もある」（188）／いわまみどり　読者のひろば　編集の窓