憲法・平和

2015年5月7日

ピースチャレンジャー登場forNPT

 2015年4月27日から5日間にわたって開かれたNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、全日本民医連は「核兵器全面禁止のアピール」署名を300万筆集めようと呼びかけました。50筆以上の署名を集めた「ピースチャレンジャー」の思いをききます。ラストを飾る田村さんから出発直前の思いが。たくさんの期待を背負い、ニューヨークへ!

北海道・勤医協 ケアプランセンターあゆみ、ケアマネジャー 田村優実さん

 NPT再検討会議に参加し、全国から集まった署名を直接届けることができる喜びと使命感に燃え、署名を集めました。利用者さんに「福祉の反対側に戦争がある。専門職として、人として、核兵器廃絶に向けて運動したい」という自分の思いを伝えています。

■応援してくれる利用者さんや仲間たち

 利用者さんに署名をお願いする際、戦時中の暮らしや経験を聞きました。みなさん、辛く悲しい体験をされています。ある人は、「ここ札幌で防空壕に入って空襲を逃れたもんだよ。戦争はダメだ」と語ってくれました。またある人は、「代表に選ばれるっていうのは、貴重だね。がんばってきてよ」と少ない年金のなかからカンパをしてくれました。そして、職場の仲間もたくさんのカンパや寄せ書き、熱い思いを託してくれました。

■被爆国の日本だからできること

 唯一の被爆国である日本の役割は大きいと思います。日本人として、少しでも世界へ核廃絶をアピールしていきたいです。世界の中心と言えるニューヨークで世界を感じ、多くのことを学びたいです。そして、帰国後にはささえてくれた仲間たちに経験を広げていきたいと思います。(2015年4月23日)

(民医連新聞 第1595号 2015年5月4日)

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