健康・病気・薬

2015年9月30日

夏休みだよ、全員集合!

貴重な体験 京都・あさくら診療所歯科

写真 毎年恒例の「夏休み親子歯みがき教室」を七月三〇日に開催しました。今年は歯垢を染め出しての歯みがき指導の他に、歯型を取るために使われる印象材で指の型取りを体験してもらいました。
 粉に水を入れて練っていくとクリームのようになっていき、みんな驚き。指を入れて固まるまでの間も、「冷たいなぁ~」「もう抜いていい?」と大変盛り上がりました。
 最後に表彰状と、この日つくった指の型をプレゼントしました。リアルな指の作りものにまたまたびっくり。これからも子どもの歯の健康を守る機会となるように、継続してとりくんでいきます。
(福田崇)

事前学習もしっかりと 福岡・米の山病院

 七月二四日、昨年から始めた夏休み宿題お助け塾の開催を前に、職員とありあけ健康友の会員で子どもの貧困問題の学習会をおこないました。「学校給食が唯一の食事だと言う小学生」「家庭崩壊から一〇代でホームレス生活を送った男性」など、衝撃的な事例に参加者が胸を痛める場面も。
 「子どもの貧困は見ようとしないと見えない」「子どもの貧困を隠しているのは他ならぬ、大人ではないか」と感想が寄せられました。
 七月二九日は夏休み宿題お助け塾本番。一九人の子どもが参加しました。講師は医学生四人をはじめ、ありあけ健康友の会員さん、高取保育園の保育士さん、病院職員など。
 午前中はしっかり勉強。最後まで根気強くがんばる子、飽きて隣の部屋でトランプする子などさまざまです。お昼は栄養科特製のハンバーグとエビフライがのったカレーとスープ、デザートです。午後は自由研究で絵画と水鉄砲の工作をしました。
 感想交流では、一番に手をあげて「僕から言う!」なんて子も。「みんなといろんな体験ができて楽しかった」「工作が難しかったけどできて良かった」「また来年も来たい!」など、嬉しい声がたくさん聞けました。暑くて準備も大変でしたが、子どもたちの笑顔に「また来年も企画したいね」とみんなで誓いました。
(米村理恵)

びっくりがいっぱい 石川県健康友の会連合会 金沢北ブロック

 七月二六日におこなわれた当ブロックの夏休み企画「おやこ保健学校」に、今年は二四人の子どもが参加してくれました。
 看護師部門の「こんな時どうすればいいの」簡単クイズ、リハ部門の高齢者体験、検査部門のばい菌検査、放射線部門は不思議発見、城北歯科は虫歯に詰め物、菜の花薬局は軟膏づくり、と盛りだくさん。
 「赤と青の軟膏を混ぜたら紫色になると思ったのに、白っぽい色になってビックリした」「ひいばあちゃんが、階段を上がるとき、『どっこらしょ』と言っていたけど、本当に足が上がらなかった」などビックリすることが多かったようです。
 修了証書は「おやこ保健学校長」を務めた当ブロック会長である私が、一人ひとりの名前を読み上げ、「おめでとう」と声をかけて渡しました。最後は全員で卒業写真を撮って終了。「来年もよろしく」と手を振って帰る姿が印象的でした。
(藤牧渡)

いつでも元気 2015.10 No.288

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