声明・見解

2015年9月21日

【声明2015.09.19】憲法違反の戦争法案の強行採決を糾弾し、すみやかな廃止を求める

2015年9月19日
全日本民主医療機関連合会
会  長  藤末 衛

 安倍内閣は本日、午前2時18分、参院本会議で戦争法案を強行採決し、成立させた。全日本民医連は、この暴挙を満身の怒りを込めて糾弾する。

 戦争法案は、アメリカとともに、日本がいつでもどこでも、憲法が禁じる集団的自衛権を行使し戦争を行えるものである。違憲の法律は、成立しても違憲であり、未来はない。

 安倍政権は、この違憲法案を押し通すため、戦後最大の国会延長を行ったが、平和と民主主義、憲法守れ、安倍政権退陣など一人一人の主権者としての声は、全国で巨大な流れとなり、また、国会内での野党の共闘を作り上げ、ぎりぎりまで安倍政権を追い詰めた。

 戦後70年の戦争しない国の歴史を守りぬく国民の歩みは止めることは出来ない。主権者は国民である。国民多数が望まない法律は行使することは出来ない、違憲の法律は司法が裁くこととなる。
 平和主義、立憲主義、民主主義を破壊する戦争法は、このまま、存続させられるものではない。
 全日本民医連は、平和憲法を守り、戦争しない国の歴史を守り抜き、戦争法のすみやかな廃止、安倍政権の退陣を求めて、ただちに行動することを呼びかける。

以上

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