健康・病気・薬

2016年9月30日

今月のイイネ!

マッサージで心もほぐす 東京・城西診療所

写真 定例で行っているももぞの健康友の会の茶話会。7月22日のお楽しみ企画は、無料マッサージ体験でした。協力いただいた地域の治療院の方が、1人ひとりの病気や体の悩み事について聞き取りをし、じっくり時間をかけてその人に合わせたマッサージをしていきます。
 「曲がっていた腰がまっすぐ伸びた感じ」「血のめぐりがよくなってさっぱりした顔になった」「体がスーッと楽になった」と、参加した9人全員が満足気。マッサージを待っている間も、お互いの疎開先の名物の話から始まり、「昔は服は買うのではなく、自分で作ったのよ」「布を配給してもらうために衣料切符を使ったわ」と昔話が弾みました。
(塚本晴彦)

直接訪問が好評に 京都・山科健康友の会

 これまで当友の会では、役員が電話で会員の安否確認をしていました。しかし昨年の8月からは他の友の会にならって、「高齢者見守り訪問」として大宅診療所やケアステーション山科南の職員とともに対象となる友の会員宅を訪問しています。
 7月14日にも高齢者見守り訪問を実施し、近況を伺って困り事や相談はないかを聞きます。夏場ということで、水分補給やエアコンの適度な使用といった熱中症対策のアドバイスもしました。サークルや懇談会、患者送迎など友の会の活動もお知らせし、参加につなげています。
 医療や介護の相談があった時は、後日専門職員が訪問し対応して喜ばれています。これまでの延べ訪問件数は100件、参加職員・友の会役員は95人となりました。
(矢田真一)

みんなで受ければ怖くない 北海道・札幌・手稲健康友の会

 当友の会発寒中央班では、毎年6月を「特定健診の月」と決めています。友の会の患者送迎車「げんき号」も受診の後押しをしてくれます。昨年も一緒に健診を受けた会員がげんき号に乗り合わせ、「1年ぶりですね。お変わりありませんか」と車中の会話も弾みます。
 4年前、最初に特定健診を受けた時はみんな緊張気味で硬い表情をしていましたが、今では慣れたもの。受付の職員もてきぱきと指示をしてくれ、私たちも要領よく動線を選んでいます。笑顔でカメラに対応する余裕も。
 病気の早期発見につながる特定健診は、これからも年中行事として続けていこうと思っています。「1人だと二の足を踏んでしまっている方も、みんなで受ければ怖くないですよ」とは、班員の皆さんからのメッセージです。
(坂野悠紀子通信員)

被災地を訪れる 東京・中野共立健康友の会

 当友の会では東日本大震災があった2011年から、中野共立病院の山本英司副院長の故郷である岩手県宮古市(旧田老町)の漁業協同組合や田老第一中学校と交流してきました。6月に山本副院長と当友の会有志9人で、3年ぶりに田老町を訪問しました。
 今回は震災から5年経って、ようやく高台への移転が決まった山本医師の実家が完成したとのことで、漁協や中学校を訪問し、山本医師の実家の庭に「ハナミズキ」の記念植樹をしてきました(写真)。
 震災時、お父さんは85歳で、自身で車を運転して家族と一緒に避難しました。現在お父さんは90歳、お母さんは89歳。久しぶりに再会し、変わらずお元気な姿に感激しました。今回は震災を乗り越えてこられたお2人の元気な姿に、励まされた訪問となりました。
(野澤愛子)

いつでも元気 2016.10 No.300

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