医療・看護

2016年11月8日

「TPP強行採決許さない」 国会前座り込みも

 政府は、「慎重審議」を求める七割の国民に背を向け、一一月上旬にもTPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認案を衆院で採決する構えです。「TPPを批准させない全国共同行動」は毎週水曜日の夜、国会前で「強行採決するな」と座り込みを行っています。
 全日本民医連は一〇月一九日に緊急の国会行動を行い、全国から約五〇人が参加しました。全日本民医連の山本淑子事務局次長は「医療・介護を儲けの場に、しかも海外の企業に売り渡そうとしている」とTPPの問題点を指摘しました。
 香川・高松協同病院の井上庸祐さん(理学療法士)は、「TPPは弱者を切り捨てる側面があると知り、行動しなければ何も変わらないと思って来た」と話していました。

(民医連新聞 第1631号 2016年11月7日)

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