医療・看護

2019年3月19日

多職種協働でとりくむ 医療介護安全交流集会開く

 3月2~3日、東京都内で第9回医療介護安全交流集会を開催しました。45県連から388人が参加し、多職種協働でとりくむ地域包括ケア時代の、医療介護の安全について学び、交流しました。記念講演では、東京医療保健大学の東ヶ丘・立川看護学部教授の衣川さえ子さんが、「地域包括ケア時代に多職種協働でとりくむ医療介護安全」と題し講演を行いました。
 「専門職がチームとして機能するために、理解度を確認しながら互いの違いを明確にする『グランドルール』を原則に、情報を提供し合うことが必要」と話しました。
 その後、6つの分科会に分かれて学習と交流を深めました。
 特別講演では、日本赤十字看護大学名誉教授の川嶋みどりさんが、「看護と介護の専門性と協働―ケアの安全を求めて―」と題し、講演を行いました。「『あぶない』『危険』の一言で、患者さんの尊厳が奪われていないか? 安全も大切だけれど、安楽も大切。『ちょっとおかしい』と気づく感性を研ぎ澄ませて」と話しました。最後に、グループ討論と安全川柳の表彰を行いました。

(民医連新聞 第1688号 2019年3月18日)

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