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2019年4月16日

アピール 2019年統一地方選挙参議院選挙に向けて 全日本民医連理事会

 全日本民医連理事会は、2019年統一地方選挙、参議院選挙に向けアピールを出しました。

 わたしたちは、医療・介護の現場で患者・利用者に寄り添い、いい医療や介護を実践したいと奮闘しています。しかし、国民の暮らしや労働の実態はますます困難になっています。「アベノミクス」の破綻(はたん)にもかかわらず10月には消費税10%へ税率引き上げを強行しようとしています。
 自民党・公明党政権とその2党を助ける改憲勢力が、憲法9条を変え、日本を戦争する国に変えようとしています。沖縄では、辺野古新基地建設をめぐり、県民投票で土砂投入、埋め立てを許さない圧倒的な県民の意志を示しました。今度は全国で辺野古新基地建設反対、平和、地方自治と民主主義を守る運動につなげましょう。
 2019年は、4月の統一地方選挙に続き、7月には参議院選挙が行われます。参議院選挙は、政治を変える絶好のチャンスです。改憲勢力が3分の2の議席を割り込むよう追い込めば、改憲発議はできなくなり、数の力で国民のいのちと暮らしを破壊する政治を変えることができます。
 すべての職員が主権者として必ず投票へ行き、憲法9条を守り憲法25条を活かし、いのちを大切にする政治へ転換させましょう。

【行動提起】
(1)県連・法人・事業所で第2回評議員会の討議をすすめ、理事会、管理部で憲法と暮らし、社会保障を守るため2つの選挙を具体化し、職員・共同組織へ向けたアピールを出しましょう。
(2)すべての職場、共同組織で、学習ビラ、2018年経済的事由による手遅れ死亡事例、国保アンケートのまとめ、介護の事例を学び、受療権を守るとりくみと選挙の意義を学びましょう。
(3)3000万署名の目標達成に向けてとりくみを強め、5・3憲法集会を成功させて、憲法9条を守るわたしたちの民意を示しましょう。
(4)「10月消費税10%中止を求める署名」にとりくみ、消費増税中止の声を広げましょう。

(民医連新聞 第1690号 2019年4月15日)

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