民医連新聞

2019年5月21日

4月の全日本民医連理事会 概要

 統一地方選後半戦と2つの衆議院補欠選挙の最終盤での理事会開催となりました。地方選では国保問題が大きく争点化し、四役会議で全商連幹部と国保制度改善、保険料値下げの運動強化のために懇談しました。7月の参議院選挙もにらみ、消費税10%増税反対と国保制度改善を求める運動を強めます。
 5月24日、「消費税―いま上げるべきではない5・24中央集会」が東京・日比谷野音で開催されます。関東ならびに全国からの参加で成功させましょう。
 介護ウエーブ2019方針を確認。政府は2020年の法改正で、2021年度からケアプランの有料化、軽度者(要介護1、2)の生活援助や通所介護などの地域支援事業移行、施設多床室の室料徴収拡大などの実施をねらっています。方針の具体化を呼びかけます。
 第1回社保セミナーを5月27~29日、熊本県水俣市で開催します。講演、不知火(しらぬい)海海上視察などフィールドワークを行います。積極的な参加を呼びかけます。
 歯科部からは2019年度民医連歯科社保方針が提起されました。6月6日の虫歯予防デー・歯の健康週間に、国会で「保険でよい歯科医療を求める6・6歯科総決起集会」を開催します。保険で良い歯科医療を求める請願署名は、11月までに民医連目標20万筆でとりくみます。
 特養あずみの里裁判の判決公判が3月25日に長野地裁松本支部で行われ、裁判長は求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。弁護側は判決を不服とし即日控訴しました。東京高等裁判所でのたたかいに移ります。
 引き続き各団体や事業所・施設などとの懇談や申し入れ、裁判の概要を正しく理解する学習、無罪を勝ち取る会への加入、新署名、カンパなどのとりくみの強化が提起されました。
 新入職員を迎えて、全国では綱領学習の大運動が始まっています。県連や事業所の歴史と重ね合わせて学習をすすめましょう。

(民医連新聞 第1692号 2019年5月20日)

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