医療・看護

2019年7月16日

医師研修課題を議論 医師研修委員長 プログラム責任者会議を開催

 6月28~29日、大阪で全日本民医連医師研修委員長・プログラム責任者会議を開催し、97人が参加しました。最初に全日本民医連医師部長の山本一視さんから「医師研修方針の提起はどのような時代認識で行われるのか『何を大切にするのか』文書の意義と医師研修のこれからの課題」について報告がありました。順天堂大学教授の武田裕子さんは「初期研修におけるSDHとヘルス・アドボカシーの教え方学び方」というテーマで講演しました。
 全日本民医連医師研修委員長の尾形和泰さんはヘルス・アドボカシーワークショップを行いました。参加者は自身の診療を振り返りながらアドボカシーについてワークショップを行い、最後に武田さんから「民医連はすでに日常の中で素晴らしいアドボカシーを行っている。そのとりくみに研修医が参加できるように仕組みをつくることが重要」とのメッセージがありました。
 前日に続き、2日目は民医連医師研修方針案を尾形さんが提案し、班ごとにグループディスカッションを行い、民医連医師研修方針案について意見交換を行いました。
 今回出された意見も踏まえて、民医連医師研修方針を完成します。

(全日本民医連医師部 高橋透)

(民医連新聞 第1696号 2019年7月15日)

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