医療・看護

2019年10月22日

まちづくりにも力を 薬剤部門代表者会議

 9月28~29日、全日本民医連薬剤部門代表者会議を名古屋市内で開催。41県連から171人が参加しました。(1)薬剤師、病院薬局、保険薬局を取り巻く激動する情勢の認識を一致させること、(2)民医連薬剤師政策と「医療・介護の2つの柱」を発展させる薬剤師活動を実践交流する、(3)薬剤師確保、育成の課題を明確にしてその実践を交流すること―の3点を集会の目的として討論しました。
 全日本民医連副会長の根岸京田さんが「2つの柱の実践と民医連薬剤師に求められるもの」と題して、専門職能の発揮や専門職連携(IPW)を土台としながら、アウトリーチやまちづくりにもさらに力を発揮してほしいと学習講演。「事業所で割り振られた担当地域よりも、自らが居住する地域で共同組織といっしょにまちづくりをする必要を感じた」などの意見が出されました。
 山形・本間病院の「ポリファーマシー改善へのとりくみ」、かがわ保健企画の「地域に根付く健康サポート薬局をめざして」、「長崎・上戸町病院への全国支援」の報告を全体会で交流。2日目は薬局法人・病院に分かれて分科会を行いました。

(全日本民医連職員育成部 野口昭彦)

(民医連新聞 第1702号 2019年10月21日)

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