民医連新聞

2020年7月21日

6月の全日本民医連理事会 概要

 第44期第1回評議員会に向けた準備を開始しました。8月22~23日に、WEB形式も含めた開催方法を検討します。評議員会方針骨子案を議論し、7月理事会で確定させるテンポですすめていきます。また、各地協に第44期選挙管理委員の選出を要請しました。
 2020年7月の四役会議、理事会、各部会・委員会は、ひき続きWEB会議で開催します。
 第5回新型コロナウイルス感染症対策本部会議と国の動きや各地の状況などについて報告を受け、認識の共有をはかりました。
 6月10日、「医療と介護を守れ」の緊急国会要請を行い、全国から寄せられた緊急財政支援を求める団体署名1147通を提出しました。また、医療・介護現場の実態を訴え、北海道民医連、宮城民医連などで緊急記者会見を実施しました。全県連でとりくむことを再度呼びかけました。
 集約中の医科法人経営緊急調査(5月度)の中間報告で入院・外来・施設利用ともに5月は前月比で減少。融資を受けなければ資金ショートを招きかねず、多くの法人が福祉医療機構などの緊急融資を申請せざるを得ない状況です。
 臨床研修病院の定員について6月16日に厚生労働省と懇談。(1)厚生労働省および医道審議会は、都道府県の調整の実態把握と適切な指導を行うこと、今秋のマッチングおよび今後の臨床研修病院の定員のあり方、弾力的な定員拡大など、再検討すること、(2)今秋のマッチングは、COVID―19まん延の中で病院見学や実習が十分行えず、余裕のある定員配置とすること、(3)COVID―19禍で新規入院患者数が3000人を切る場合、機械的に訪問調査の対象としないことの3点を要請しました。
 2020年原水爆禁止世界大会に向けた民医連のとりくみなどを確認。(1)学習、(2)国民平和大行進への参加、(3)被爆体験を学び伝える活動、(4)ヒバクシャ国際署名推進、(5)原水爆禁止世界大会(オンライン)への参加、(6)全日本民医連平和の波交流会(オンライン)への参加の6点を提起。原水爆禁止2020年世界大会成功と原水協支援のための緊急募金への協力依頼があり、こたえていくことを確認しました。
 東京民医連から、東京都知事選挙での宇都宮健児氏の推薦と支援要請があり、こたえていくことを確認しました。

(民医連新聞 第1718号 2020年7月20日)

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