いつでも元気

2021年3月31日

青の森 緑の海

写真と文 今泉真也

1996年/名護市嘉陽

第1回 緑の海

 子どもたちに海の絵を描いてもらうと、多くの子が青い絵の具一色を使う。でも海は本当に青い色だけなのだろうか。写真の“緑の海”は、沖縄の豊かな海の幸を支える海草藻場。岸辺に近い海中の草原はジュゴンの餌になり、魚たちの保育園となり、生まれる一粒一粒の酸素は僕たちの生命をもダイレクトに支えている。

連載にあたって

 沖縄の地から自然と社会を見つめてきました。「コロナの時代」は人間と自然との関わりを、外ではなく内側から、もう一度見つめなおす大切な機会を与えてくれています。いのちの根源というものについて、読者の皆様とともに考えていきたいと思います。


【今泉真也/写真家】
1970年神奈川生まれ。中学の時、顔見知りのホームレス男性が同じ中学生に殺害されたことから「子どもにとっての自然の必要性」について考えるようになる。沖縄国際大学で沖縄戦聞き取り調査などを専攻後、一貫して沖縄と琉球弧から人と自然のいのちについて撮影を続ける。2020年には写真集『神人の祝う森』を発表。人間と自然のルーツを深く見つめた内容は高い評価を受けている。

いつでも元気 2021.4 No.353

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