民医連新聞

2021年7月6日

つながる努力はやめない 看護師受け入れ担当者が研修交流

 5月27日、44期第2回看護師受け入れ担当者研修交流集会をオンラインで行い、46県連241人が参加。学習講演で、東京・勤医会東葛看護専門学校副校長の山田かおるさんが、「困難な時には困難よりもっとおおきくなってやる」と題して、看護教育の現場の実践報告をしました。また、(1)奨学生学習会(栃木)、(2)コロナ禍の看護師確保と育成~看護学生委員会でとりくんだ動画作成と活用~(奈良)の指定報告で、看護学生へのアプローチの方法などの重要性を共有。分散会ではオンラインでの企画運営方法、新卒への対応などの実践など、活発な意見交換を行いました。
 新卒看護師受け入れ調査結果から、コロナ禍でも看護師1000人の確保を達成し、離職率も9・5%と低かったこと、これからの看護師確保と育成についての現状と課題を共有しました。
 今後の課題として、つながる努力をやめないこと、高校生、看護学生にどのような状況下でも対応できるとりくみを考え実践すること、看護学生への給付金や教育の機会の保障を求める運動を続けていく必要性を再確認しました。(全日本民医連職員育成部 保木本佳子)

(民医連新聞 第1740号 2021年7月5日)

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